現在、私達を取りまく社会生活からくるストレスが原因とみられる疾病が増えており3〜4割、人によっては7割以上が心因性の要素が大きいと言われており ます。私達は、自分の好き勝手にできればストレスという言葉は生まれてこなかったと思われます。家庭、社会、仕事、どれをみても自分の好き勝手にできるこ とは、何一つありません。このような社会環境の中で、私達は生きているのです。そしてどんな聞きたくない会話や言葉も耳から自然と入ってくるのでストレス からは、多かれ少かれ回避できないのです。
このようなストレスが重なってきますと、欲求不満や心の葛藤が生じます。そして、ストレス状態となり、自律神経の信号が正しい形で送れなくなります。ふつ う人間の心と体は、ホメオスターシス(恒常性)が働き、より良き状態へ自律神経を介してもっていくようになっています。しかし、その自律神経に警告として 破綻が生じ、心と身体に変調が来るようになってしまいます。心配事が重なって、胃の調子が悪くなったことのある人は沢山いらっしやることと思います。スト レスが原因とみなされる症状は、他の器官にも様々な影響を与えます。頭痛、心臓がドキドキする、下痢などは身体がストレスに蝕まれていることの注意信号な のです。
それでは、私達はこのストレスに対して、何の手だても打っていなかったのでしょうか。そんなことはありません。各人が各々のやり方でストレスの発散をし ていると思われます。ストレスによる不安・緊張に対して、もし、防疫破綻してしまったら、それは精神病となってしまいます。また、攻撃的行動を取ってしま えば、暴力行為となってしまいます。しかし、みなさんは、不安・緊張を除くために、昇華合理化、おきがえなどの適応行動をとらえていると思います。分かり 易く言えば、適度な運動などをされていると思います。ですが、害になる方法も少なくありません。過度の飲酒、美食、喫煙などがこれにあたります。このよう な方法は、根本的な解決にならないばかりか、ストレスの悪化の原因にもなりかねません。
幸せとは、形のあるものではなく、あたの心と身体の状態なのです。
ストレス防止8ケ条
l.一人暮らしはさける。
2.ハードスケジュールをさける。
3.生活の変化に気をつける。
4.頭痛・胃痛の症状が出たら書き留める。
5.毎日30分以上の運動をする。
6.ものごとをPositiveに解釈する。
7.笑う。
8.性生活を疎遠にしない。
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